皆様、こんにちは。
THE CLINICの木村圭吾です。
本日は、『シリコンバッグ除去』と同時に『コンデンスリッチ豊胸』を行ったゲストの経過をご紹介したいと思います。
ゲストは、『40歳代』、『BMI 19』の女性で、シリコンバッグの『硬さ』と『形』が気になるようになり来院されました。
シリコンバッグの挿入からは、15年ほど経過していました。
『シリコンバッグ』はお胸に揷入されると、バッグの周囲に必ず被膜が形成されます。
また、時間の経過とともにその被膜もどんどん厚くなってきます。
そうすると、被膜の肥厚により、お胸が硬くなるとともに、シリコンバッグも変形し、外見上も異物として認識できるようになってきます。
よって、『シリコンバッグ』は除去しなければならない時期が、必ず訪れることとなります。
ゲストの手術前の『お胸』のお写真をお示しいたします。
シリコンバッグが挿入されていますので、お胸は大きいのですが、乳房下縁が本来の自然な位置より下方に移動しています。
また、シリコンバッグが下方に移動したため、乳頭の位置が不自然に頭側に位置して見えるようになっています。
当院では、お胸の手術に際しては、まず乳房の『エコー検査』を行い、シリコンバッグの状態を確認いたします。
ゲストの『エコー検査』のお写真をお示しします。
少し、ご説明しますね。
黄色で示した領域が『乳腺』で、青色の領域が『シリコンバッグ』です。
シリコンバッグは、『乳腺下』に挿入されています。
また、周囲には被膜が形成され、その被膜によりシリコンバッグが圧迫されています。
これにより、シリコンバッグの表面が凸凹となり、波打って見えています。
ゲストは、エコー検査のお写真を見られ、シリコンバッグの除去を決心されました。
また、シリコンバッグを除去すると、その分だけお胸が小さくなります。
そこで、ゲストは、シリコンバッグの取り出しと共に『コンデンスリッチ豊胸』を希望されました。
『コンデンスリッチ豊胸』とは、『コンデンスリッチファット(CRF)』と呼ばれる良質な脂肪を用いた『脂肪豊胸』で、当院での人気手術の一つです。
『コンデンスリッチ豊胸』は、シリコンバッグと違い、定着すれば『メンテナンスフリー』で、自然な形状となります。
また、今後は、通常の乳がん検診も受診することが可能です。
それでは、手術により取り出した『シリコンバッグ』のお写真をお示しします。
シリコンバッグは術前のエコー検査で破損していないことを確認し、以前にバッグが挿入された脇の下の同じ傷から、取り出しを行いました。
また、ゲストには、引き続き『コンデンスリッチ豊胸』を行いました。
続いて、ゲストの手術前後の『お胸』のお写真をお示しします。
左から順に、『術前』、『術後1ヶ月』です。
皆様、いかがでしょうか?
乳頭の位置は通常の位置に戻り、不自然さは無くなりました。
また、乳房も『自然な柔らかさ』を取り戻しましたね😊
シリコンバッグの除去のみでは、お胸の萎み方が強く、下垂も目立つことになりますが、このように、コンデンスリッチ豊胸と組み合わせて頂くことで、自然で綺麗なお胸を手に入れることも可能です。
また、今回の脂肪採取は、『太ももの内側と外側』より、『ベイザー脂肪吸引』にて行いました。
続いて、『太もも』の手術前後のお写真をお示しします。
左から順に、『術前』、『術後1ヶ月』です。
皆様、いかがでしょうか?
少し、ご説明しますね。
『前からのお写真』では、『太もも外側の張り出し』を『黄色の線』で示しています。
術前は『弧状』に見えていますが、術後は『直線状』に変化し、よりスリムで綺麗に見えます。
また、脚の見た目の開始位置を『オレンジの矢印』で示していますが、術後は術前より頭側に移動しています。
このように、太ももの脂肪吸引では、『脚長効果』も追加されます。
また、『後ろからのお写真』では、太もも外側の脂肪吸引により、ヒップラインが変化したことが分かります。
術前よりも『小尻』になると同時に、術前は『台形状』に見えていたヒップが、術後は『ハート型』に変化しています。
お胸のお悩み解消と共に、『太もも』や『ヒップ』も、より綺麗になられましたね。
皆様、いかがでしたでしょうか?
ご興味がございましたら、是非ご相談下さいね。
大阪院、名古屋院でお待ちしております
シリコンバッグ抜去と同時のコンデンスリッチ豊胸の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.theclinic.jp/contents/siliconbag/
ベイザー脂肪吸引の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.theclinic.jp/contents/vaser/