皆様、こんにちは。
THE CLINICの木村圭吾です。
今回は、『頬のコケ』に対し、『脂肪注入』による治療を行なったゲストの経過をご紹介したいと思います。
ゲストは、『50歳代』、『BMI 20』の女性で、『脂肪萎縮症』の既往がありました。
『脂肪萎縮症』とは、皮下脂肪や内臓脂肪などの脂肪組織が、減少あるいは消失するかなり稀な疾患です。
また、脂肪萎縮症にもいくつかタイプがありますが、今回のゲストは、上半身の脂肪組織が萎縮し、下半身が代償性に増大する『後天性部分性脂肪萎縮症』と考えられました。
発症された10代の頃には、お顔の『頬のコケ』た部位に治療として『真皮移植』がされたそうですが、十分な改善は得られなかったとのことでありました。
それでは、最初に『手術前』のお顔のお写真をお示しいたします。
『緑色の丸』で囲った部分にコケが目立ちます。
そこで、この部分全体に『コンデンスリッチファット(CRF)』と呼ばれる脂肪の注入を行うことをお勧めいたしました。
また、かなり窪みが強く、1回での治療は難しいと考えられましたので、2回の脂肪注入を提案させて頂きました。
それでは続いて、手術前後のお写真をお示しいたします。
それぞれ、上から順に、『術前』、『1回注入後』、『2回注入後』です。
いかがでしょうか?
注入毎に頬のコケが目立たなくなっていますね。
ここで、少し注目して頂きたい部分を『黄色の矢印』で図示してみます。
図示した部位で、注入毎に『自然な膨らみ』が得られたことがよくお分かりになるかと思います。
もちろん脂肪萎縮症の方だけでなく、一般の皆様にも同様の効果はございますよ😊
ご興味がございましたら、是非カウンセリングにお越し下さいね。
広島院と大阪院でお待ちしております。