今回、ご紹介のゲストは、『女性化乳房』に対し、『ベイザー脂肪吸引』を行なった『20歳代・BMI 23・男性』です。
ゲストは、『体を鍛えても胸の膨らみが無くならない』とのことで、当院へご相談に来られました。
女性化乳房でお悩みの方は、このような訴えをされる方が多いです。
まずは、『術前の胸』の写真と、『超音波検査』の写真を提示します。
黄色の点線で囲った部分が『乳腺』になります。
ゲストの乳房は、皮下脂肪による厚みが主体ではありましたが、乳腺自体も、通常よりやや厚みがありました。
そこで、ゲストには、脂肪吸引に加えて、乳腺切除も行なった方が、より良い結果になることをご説明いたしました。
このように、視診や触診だけでは、乳腺の状態を正確に診断するのは困難であるため、当院では、エコー検査を加えた診断を行い、ベストな施術を提案しております。
ただ、最終的には、ゲストの意向により、今回はベイザー脂肪吸引のみを行うこととなりました。
続いて、デザインと、手術前後の写真を提示します。
Afterの写真は術後10ヶ月のものです。
また、デザインの写真では、青色で囲った部分が吸引範囲となります。
いかがでしょうか?
乳輪から下方の膨らみも消失し、大胸筋の形がくっきりと分かるようになりましたね。
さて、続きまして、今回は、脂肪吸引後の『拘縮期間中』である『術後2ヶ月』の写真も提示いたします。
拘縮期間中である術後2ヶ月の写真では、乳輪より下方にまだ、膨らみと硬さが残っていることがお分かりになるかと思います。
術後2ヶ月位では、仕上がりにご不安を感じている方も多いですが、術後6ヶ月ほど経つと良くなりますので、現在、拘縮期間中の方は、6ヶ月を経過するまで、もう少しお待ち下さいね。